CGやミニチュアなどを組み合わせた視覚効果(VFX)を駆使して、昭和30年代の街並みを見事に再現。これまでに2作品を発表し、懐かしさ漂う街並みと、そこで暮らす人々の姿を生き生きと描いて子どもからお年寄りまでを魅了してきた『
ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ。その最新作となる『
ALWAYS 三丁目の夕日'64』がついに公開となる。
1作目『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)の舞台は、まだ東京タワーが建設途中の昭和33年。2作目『
ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)では、前作のラストから4カ月後の昭和34(1959)年春、まだ高速道路が架かっていない日本橋が、作品のアイコンになっていた。
3作目となる今回は、前作の5年後、東京オリンピックが開催される昭和39(1964)年が舞台だ。アイコンとなるのは、オリンピック開会式に航空自衛隊のブルーインパルスがアクロバット飛行で空に描いた五輪の輪。一体、どんな作品に仕上がっているのかを、物語から順に紹介しよう。
夕日町三丁目の住人たちの5年分の変化
舞台となるのは、これまでと変わらず東京の下町にある夕日町三丁目。だが、この町に住む個性的な住人たちにも5年分の変化が訪れていた。
まずは、作家の茶川竜之介(吉岡秀隆)家。5年の間に茶川はヒロミ(小雪)と結婚し、高校生になった淳之介(須賀健太)と3人で仲良く暮らしている。住まいは2階が増築されており、1階駄菓子屋部分の一角にはヒロミがおかみを務める居酒屋もできている。さらに、おめでたいことにヒロミのお腹には子どもが宿っている。
茶川家の真向かいにある鈴木オートでは、鈴木則文(堤真一)と妻のトモエ(薬師丸ひろ子)、息子の一平(小清水一揮)、住み込み従業員の星野六子(堀北真希)らが暮らしており、事業も順調に拡大。店構えも立派なものとなり、新人従業員のケンジ(染谷将太)も雇っている。
おせっかいだが人情味溢れる住民たちの心温まるドラマ
そんな順風満帆に見える両家にも、ちょっとした騒動が巻き起こる。「
冒険少年ブック」の看板作家として活躍していた茶川は、突如、現れた新人作家の緑沼アキラに人気を奪われ、そのことが影響しスランプに陥ってしまうのだ。
一方、鈴木オートでは、六子が人知れず恋に落ちていた。恋と言っても片思いで、六子は毎朝おめかしをすると、通勤途中の医師・菊池孝太郎(森山未來)を待ち伏せし、偶然を装っては挨拶を交わしていたのだ。
今回は茶川の作家人生と六子の恋を中心に物語を展開。おせっかいだが人情味溢れる夕日町の個性的な住民たちを巻き込み、楽しくて心温まるドラマが繰り広げられていく。
驚くほどリアルで懐かしい映像
見どころの1つは、前2作同様、見事に再現された昭和39年の風景だ。
メインとなる夕日町三丁目のセットは、これまで通り東洋最大級の大きさを誇る東宝スタジオ第9ステージに組まれた。再び同じ三丁目のセットを再現した背景には、美術系スタッフの並々ならぬ努力があるのだが、見事完成したセットについて山崎貴監督は「すごく不思議な感覚でした。また1から作っているのですが、あの空間がどこかに残っていて、それを持ってきたんじゃないかと錯覚を覚えるくらい」とコメント。
また、新幹線のホームのシーンでは、青梅鉄道公演に展示されている新幹線の横にホームのセットを作って撮影。銀座のシーンでは、日本橋三越の建物の一部を使い、銀座三越という設定で撮影するなど、スタジオの外に出て、ホンモノをベースに撮影しながら、後でそれをCG処理する方法も多用している。CGだけでなく、さまざまな素材を組み合わせることで、リアルで懐かしい映像ができあがっているのだ。
シリーズ初の3D映像
さらに本作は、シリーズ初の3D映像になっているのもポイント。これまでも昭和30年代の懐かしい風景を堪能してきたが、今回は、その世界に観客自身が一歩足を踏み入れるような感覚を味わうことができる。山崎監督は「これまで3Dを体験したことのない年輩の方にとって、初の3D映画になる可能性がある」と考え、3Dで見せるところは見せ、物語に集中してほしいところは控えめにするなど緩急をつけることで、3Dに慣れていない人でも楽しめるように配慮したことを明かしている。
物語としては、堀北真希扮する六子の恋の話が魅力的だ。花嫁姿になる六子について、鈴木オートの則文を演じた堤真一は12月8日に行われた舞台挨拶で「(1作目の撮影の)8年前から彼女を見てるわけで、脚本を読んだ時点で、もうダメでした。現場では、僕だけでなくスタッフのおじさんたちは同じ気持ちだったと思います」と親心をにじませていた。
勘当した父の本心を知るシーンに胸が熱くなる
個人的にグッと来たのが、吉岡秀隆扮する茶川と、その父親(米倉斉加年)との確執が描かれるシーン。ネタバレになるので詳細は避けるが、父親に勘当されていた茶川が父の本心を知るシーンには、見ているこちらまで胸が熱くなった。
単に昭和30年代をリアルに再現するだけなら、テーマパークに任せておけばいいだろう。このシリーズの魅力は、そんなリアルな舞台のなかで、今日も幸せに暮らしているであろう登場人物たちの愛すべき姿が、生き生きと描かれている点にある。
3D映画なので専用メガネをかけなければならない。すでに3D映画を体験済みの方なら疲れると思うかも知れないし、初めてという方の中には面倒くさいと思う方もいるだろう。だが、この作品にはメガネをかけていることを忘れてしまわせるほどの魅力がある。この機会に、ぜひ1度、3D映画を体験してみてはいかがだろう。
『ALWAYS 三丁目の夕日'64』監督:山崎貴 出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希 配給:東宝 公開日:1月21日より全国東宝系にて公開『ALWAYS 三丁目の夕日'64』:公式サイト
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運用CG和模型等組合出的視覚効果(VFX),完美地再現了昭和30年代的街道。至今已經発表了2部作品,生動地描繪了洋溢著眷戀之情的街道,和在那裡生活的人們的面貌,從小孩子到老年人都充滿了魅力的『ALWAYS 三丁目の夕日』系列。作爲最新作的『ALWAYS 三丁目の夕日'64』也終于要公開了。
第1部作品『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年),是以東京鐵塔仍在建設中的昭和33年為舞台。第2部作品『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年),是前作結尾的4個月之後的昭和34(1959)年春,還未架設高速道路的日本橋成爲了作品的標誌。
此次的第3部作品,是以前作5年後,召開東京奧林匹克運動會的昭和39(1964)年為舞台。成爲標誌的是,奧林匹克開幕式上航空自衛隊的Blue Impulse以雜技飛行在空中描畫的五環。究竟完成的是部怎樣的作品呢,我們按故事的順序來介紹一下吧。
夕日町三丁目居民們5年來的変化
成爲舞台的是,一直沒有変過的東京小工商業集中區所在的夕日町三丁目。但是,對於在這個鎮上住著的有個性的人們5年間的変化,我們進行了訪問。
首先是作家茶川竜之介(吉岡秀隆)家。5年之間,茶川和HIROMI(小雪)結了婚,與成爲高中生的淳之介(須賀健太)3人關係和睦地生活著。住所増建了2層樓,1樓粗點心鋪部分的一角,由HIROMI作爲老闆娘開了家居酒屋。還有,可喜可賀的是HIROMI的肚子裡懷了孩子。
茶川家正對面的鈴木AUTO,鈴木則文(堤真一)與妻子TOMOE(薬師丸ひろ子)、兒子一平(小清水一揮)以及住宿傭工星野六子(堀北真希)等一起生活著,事業也順利地拡大。店的裝修也很氣派,還雇了新的工作人員KENJI(染谷将太)。
好管閒事卻充滿人情味的居民們暖人心懷的電視劇
看上去那樣一帆風順的両家,也掀起了一些騒動。作爲「
冒険少年書」招牌作家活躍著的茶川,被突然出現的新人作家緑沼AKIRA奪走了人気,受那件事的影響陥入了低迷。
另一方面,鈴木AUTO的六子陷入暗恋中。雖説是恋愛卻是單恋,六子毎天早上都化好妝,埋伏著等待上班途中的医師・菊池孝太郎(森山未來),假装偶然遇到那樣打招呼。
此次是以茶川的作家人生與六子的恋愛為中心展開故事。好管閒事卻充滿人情味的夕日町有個性的居民們也巻入其中,快楽又暖人心懷的電視劇被展開著。
真實到令人驚訝,讓人懐念的影像
1大看點,與前2作相同,完美地再現了昭和39年的風景。
作爲主要部分的夕日町三丁目的布景,與以往一樣,是在以東洋最大級別的大小為傲的東宝工作室第9舞臺内搭建的。不過對於再次再現同樣的三丁目布景的背景,離不開美術系工作人員非同一般的努力,對完美地完成了的布景,山崎貴監督評論道「真是相當不可思議的感覚。就覚得它好像還是從第1部開始就做好的,那個空間就在哪兒保留著,然後再把它拿出來那樣的錯覚」。
另外,新幹線的家的場景,是在青梅鉄道公演中展示著的新幹線的旁邊做成的家的場景内進行的攝影。銀座的場景,是使用日本橋三越的建築物的一部分,以銀座三越這個設定而拍攝的,一邊走出工作室,以實物為基本進行攝影,後期再大量運用CG処理的方法。不僅僅是CG,還要搭配各種各樣的素材,完成了真實的令人懐念的影像。
系列初次的3D影像
還有另一個看點,本作品是該系列首次的3D影像作品。至今爲止都滿足了昭和30年代令人懐念的風景,此次,観衆能夠體會到像是自己親身歩入那個世界一樣的感覚。山崎監督考慮到「對於至今也未体験過3D的歲數大的人來説,也有了初次觀看3D電影的可能性」,顯示出要用3D顯示給大家看的地方,抓住故事中希望大家集中的部分,掌握好緩急,讓沒有適應3D的人也能享受其中,充分證明了對所有人的關照。
作爲故事,堀北真希扮演的六子的恋愛的話題富有魅力。關於成爲新娘的六子,扮演鈴木AUTO的則文的堤真一在12月8日進行的舞台見面會中滿含著父母之心地說道「想到(第1部作品拍攝的)8年前見到的她,在讀脚本的時刻,已經不行了。我覺得在現場不止是我,就連職員大叔們也都是一樣的心情」。
知道斷絕關係的父親真心的場景,胸口變得熱熱的
個人的觀注點是,描繪了吉岡秀隆扮演的茶川,與他的父親(米倉斉加年)固執己見的場景。雖然由於怕劇透而避開詳情,但當看到被父親斷絕關係的茶川知道父親的真心的場景時,胸口就變得熱熱的了。
不過,僅僅要真實再現昭和30年代的話,交給主題公園就行了吧。這個系列的魅力在於,在那樣真實的舞台中,今天仍幸福生活著的登場人物們的愛的面貌,生動活潑地被描寫了出來。
因爲必須要戴3D電影専用眼鏡。説不定已經体験過3D電影的人會覺得很累,而初次体験的人之中也會有覺得麻煩的。但是,這部作品具有能讓人忘記戴著眼鏡的魅力。這個機会,無論如何也請試著体験1次3D電影吧。
『ALWAYS 三丁目の夕日'64』監督:山崎貴 出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希 供應:東宝 公開日:1月21日起于全国東宝系公開『ALWAYS 三丁目の夕日'64』:官網